不動産特定共同事業とは？

自己資金でもない、銀行融資でもない、投資家の皆様からの出資金によって不動産事業を始められます。

銀行融資ではできなかった不動産事業も実現可能になります。

不動産特定共同事業は、「事業の対象不動産を決めて」「一般の投資家様から出資金を募り」「出資金で不動産事業を行う」ことです。

対象不動産に基本的に制限は無く、十分に投資家に説明し、理解を得ていれば、どんな不動産も対象とすることができます。

今まで銀行融資ではできなかった不動産事業に活かすことができ、多様な不動産事業が行えるようになるのが魅力です。

不動産特定共同事業（ＦＴＫ）の利活用促進ハンドブック
（令和３年６月 国土交通省 不動産・建設経済局 不動産市場整備課）

2017年に不動産特定共同事業法が改正され、
「クラウドファンディング（電子取引業務）」が解禁されました。

従来の紙媒体での契約方式から、インターネット上での契約が可能となり、事業者・投資家の双方の利便性が大きく向上しました。

eKYC（ブラウザ・アプリ上で本人確認を行う技術）が確立したことで、出資に至るまでの、事業者・投資家の双方の作業負担が大幅に軽減されました。

これらを総合して宅建業者の参入メリットが大幅に増し、
急速に不動産特定共同事業市場が成長しています。